
4月18日(月)と4月25日(月)の21:00から、月曜名作劇場は特別企画として二週連続で
横山秀夫サスペンスが放送されます。
その4月25日(月)放送の第二週目。
書籍未収録短編「刑事の勲章」に、2000年に第53回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した珠玉の名作「動機」のエピソードを加えたストーリーです。
元刑事たちが退官した今でも胸に抱く“刑事の勲章”とは? 重厚で骨太に描い作品です。
★第一週目は、
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刑事の勲章の基本情報
タイトル:『刑事の勲章』
放送開始:2016年4月25日
放送時間:月曜日 21時00〜
放送局 :TBS系列
原作 :横山秀夫「刑事の勲章」
(「オール讀物」2002年2月号所収)「動機」(文春文庫刊「動機」所収)
プロデューサー:伊藤正昭
アソシエイトプロデューサー:木村理津
脚本 :窪田信介
監督 :榎戸耕史
企画 :越智貞夫
編成 :永山由紀子
制作 :コブラピクチャーズ
TBS
刑事の勲章のあらすじやネタバレ
平成13年3月。
県警に、また例年の如く人事の季節がやってきた。
県警警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は、昇進人事で部下の上原(長谷川朝晴)を
高田署刑事官として送り出した。
刑事部門の統括者の刑事官だが、上原は現場経験が無く管理部門で生きてきた男であった。
そんな自分に、務まるのか刑事たちのまとめ役が・・・・。
上原は二渡人事の愚痴を、かつての先輩・大和田(北見敏之)にこぼす。
翌日、上原は迂闊にも刑事官拝命の初日に遅刻してしまう。
しかも、殺人事件の捜査会議が高田署の刑事課では運悪く行われていた。
皆から上原は管理畑出身だと知られており、OB会の世話をしてほしいと刑事課長の野本(山中聡)から事実上の厄介払いをされてしまう。
その頃、高田署を訪れていた二渡は自ら提案した「警察手帳の一括保管」が試験運用されることの状況確認をする。
“刑事の魂”を事務方に取り上げられたくないという抵抗が刑事を中心として多く署全体では運用されていないが、警務課主任の大和田と部下の神谷(細田善彦)が集められた手帳は保管庫で指差し確認の上で管理されていた。
その夜、上原着任歓迎会がOB会主催で催された。
二渡が上原のことを心配して会場を訪れると、ここでも上原は邪険に扱われ歓迎会とは名ばかりであった。
さらに元エースの“動の湯上沢”(石橋蓮司)と呼ばれた刑事にバカにされてしまう。
しかしその直後、上原に湯上沢と同期の“静の葉山”(寺田農)が何かをつぶやく。
現役時代もライバルで、退官した今でも湯上沢と葉山はライバル意識を燃やしていた。
数日後、保管していた警察手帳30冊が高田署から盗まれたと連絡が。
3日間で解決するよう県警警務部長の赤間(滝藤賢一)は、内部調査を監察課次席の新堂(矢島健一)に命じた。
高田署での取り調べに二渡は新堂と共に挑むが、実際に手を下せるのはどう考えても大和田しかいない。
しかし、退官まで実直で1年あまりの大和田には動機が見つからない。
逆に予想以上に刑事たちの反発は強く、動機が全員にあるが、手段はない。
動機が大和田にあるとすれば……。
七尾(和久井映見)との何気ない会話から二渡は解決の糸口を見出す。
刑事の勲章の結末は如何に?
結局、保管していた警察手帳30冊の内28冊が高田署の敷地内で見つける事ができましたね。
しかし、大和田と部下の神谷は警察手帳を紛失し隠ぺい工作で、保管していた警察手帳全てを隠してしまったのですね。
将来ある部下をかばっての事でしょうが、それを行う行為自体に少し疑問を感じさせられました。
刑事の勲章の登場人物とキャストまとめ
二渡真治 役
仲村トオル(なかむら トオル)
県警警務部警務課の調査官
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七尾友子 役
和久井映見(わくい えみ)
女性警察官担当
上原勇三 役
長谷川朝晴(はせがわ ともはる)
高田署刑事官
大和田 徹 役
北見敏之(きたみ としゆき)
警務課主任
新堂隆義 役
矢島健一(やじま けんいち)
監察課次席
神谷潤一 役
細田善彦(ほそだ よしひこ)
大和田の部下
野本保彦 役
山中 聡(やまなか そう)
刑事課長
湯上沢太郎 役
石橋蓮司(いしばし れんじ)
動の湯上沢と呼ばれた元エース刑事
葉山智之 役
寺田 農(てらだ みのり)
静の葉山と呼ばれた元エース刑事
赤間 肇 役
滝藤賢一(たきとう けんいち)
県警警務部長
警務部とは?
警視庁や道府県警察本部の部署の一。
警察内部の人事・会計・教育などの業務を行う。
警視庁や一部の道府県警本部には総務部があり広報・留置管理などの業務を行うが、総務部がない県警本部ではこれらも警務部が担当するようです。
刑事の勲章の注目点
「あぶない刑事」など、これまでもさまざまな作品で刑事を演じてきた仲村トオルさんが今作で初めて警察署内の職員の人事・福利厚生・教育などを担当する警務部の調査官役を演じてくれます。
今までの刑事役では、外で活発に活躍する役柄でしたが今回は初めての警察署の外に出ず、主に中にいて仕事をする役です。
県警警務部警務課の調査官役をどの様に演じてくれるのか楽しみですね。
また、仲村さんと滝藤さんは、今年公開される横山秀夫さんの関連小説を実写化する映画「64−ロクヨン−前編・後編」(瀬々敬久監督)にも同じ役柄で出演されているとの事です。
これもまた、楽しみですね。
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