NHK三重発地域ドラマ『ラジカセ』は、2016年12月21日22時からNHKBSプレミアムで放映されます。
社会から不要と切り捨てられた男と、家族の中で孤独感を抱く少年との出会いから始まる物語。
懐かしい城下町の風景を魅力的に盛り込みながら、二人の触れあいと成長を描くドラマ。
今回はNHKドラマ『ラジカセ』のキャストやあらすじ・ロケ地情報をまとめてみました。
ドラマ『ラジカセ』の基本情報
タイトル:『ラジカセ』
放送日 :2016年12月21日
放送時間:水曜日22時00分〜時分
放送局 :NHKBSプレミアム
チーフプロデューサー:遠山哲也
脚本 :大野 敏哉
音楽 :渡邊崇
NHKドラマ、ラジカセの登場人物とキャストまとめ
有山正人(ありやままさと)役
滝藤賢一(たきとうけんいち)
昭和家電収集家の男。
高石将太(たかいししょうた)役
向鈴鳥(むかいすずと)
自分のことよりお母さんを大切に想っている、とても明るくて、子どもらしい子ども。
高石まき(たかいしまき)役
安藤玉恵(あんどうたまえ)
将太のお母さんでスナック勤めている。
河島聖子(かわしませいこ)役
キムラ緑子(きむらみどりこ)
スナック「くのいち」のママ。
ラジカセ(ドラマ)のあらすじネタバレ
※ネタバレがありますので、読みたくないという方はとばしてください。
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有山(滝藤 賢一)は、自宅の倉庫にたくさんの昭和家電を収集している45歳。
ドラマの現場に、家電を貸し出すなどして暮らしている。
地元、伊賀の人達からは変人あつかいされ、住居は子どもたちから「ゴミの城」と呼ばれていた。
先日 、古いカセットテープをきっかけに有山は9歳の将太(向 鈴鳥)と出会う。
将太は父母が離別し、スナック勤めの母、まき(安藤 玉恵)とアパートで生活している。
母親のまきは、大阪に住む新しい彼氏に夢中で、将太はほったらかし。
将太を連れ夏休み明けには、大阪の彼の元に引っ越すという。
有山と将太は、カセットをきっかけに出会った。
社会から敗退した中年男と、孤独を抱える少年は、徐々に心の距離を縮めていく。
そして、有山のラジカセで将太のカセットを2人が聞いたとき、物語は大きく動き出す………
古風な町並みが残る伊賀市を舞台に、有山と将太の二人の物語は、スナック「くのいち」のママ、聖子(キムラ 緑子)にも見守られ、感動のクライマックスを迎える。
ラジカセの結末は?
※放送終了後に記載します
ラジカセのロケ地情報
昭和家電を貸し出している男性が実際に伊賀市にいることから、舞台も伊賀地域に決まったようです。
モデルになった男性が、実際に家電を収集している倉庫で撮影は行われ、コレクションとして作中登場する電化製品も、モデルになった男性が収集している物で行われたようです。
伊賀市と名張市を舞台に、伊賀市にある明治期の町家「旧沖森邸」や伊賀上野城、かたやき店、伊賀線の忍者列車、名張市の名張川などでロケを行ったとの情報がありました。
まとめ
社会から落ちこぼれ、昭和時代の家電を貸し出して暮らす45歳の男性と、家族の中で孤独感を抱く9歳の少年との触れ合いと成長の物語。
主演の滝藤賢一さんは、愛知県名古屋市出身。
映画・ドラマ・舞台・CM など幅広いジャンルで活躍し、第68回 日本放送映画藝術大賞 放送部門 優秀助演男優賞(「半沢直樹」)などを受賞し、数々の名作に登場する演技派。
2016年夏クールのドラマ『グラメ!総理の料理番』でも、政務担当総理大臣秘書官役など難しい役柄を演じていました。
物語のキーワードになる「ラジカセ」も、制作者が該当のものを探していたところ、有山のモデルになった男性がつてをたどって見つけ出した、希少なラジカセとの事。
ドラマのセットや小道具を観ているだけでも十分に楽しめるドラマ。
「今の日本にこんな所があったのか」と思う程の山深い風景など、美しい映像も楽しむことができます。
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